|  |   オンタリオ湖に向かって緩やかに傾斜するトロントの市街地は、碁盤の目のように整理されておりわかりやすい構造です。また、トロントの国際色豊かな一面を表すように、60以上あるとされるエスニックタウンがある、世界を代表する国際都市です。 
 観光地としての知名度は必ずしも高くないですが、この街は住むととても楽しい街であり、生活する様なつもりで数日掛けてぶらり散策してみれば、この街の奥深さを実感出来ます。
 
  
 
                    
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                          |  | 見所 |  |  |  トロントは東西100kmに渡る大きな都市ですが、見所の多くはダウンタウンに集まり、交通機関が発達しているので簡単にアクセス出来ます。
 
 
  
 
    
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          |  | 観光地 |  |  |  
   トロントのダウンタウンは、カナダ経済の中心である超高層ビル街の下に巨大な地下街が広がっています。ダウンタウンの中心であるUnion駅からはエアカナダセンター、CNタワー、ロジャースセンターやハーバーフロントなど観光エリアにアクセス出来ます。地下街はUnion駅からダウンタウン北西の巨大ショッピングセンター・イートンセンターまで繋がっています。 
 また、Yonge-Bloor駅からBay駅の周辺のBloor通り沿い、そして北側のヨークビル通り周辺は、高級ブランドショップから、ブティック、レストランなどが集まっている最近流行りのエリアです。買い物はもちろん、お洒落な雰囲気の中のんびりとカフェでお茶を飲むのも良いです。
 
 トロントの特徴であり、人種のモザイクと呼ばれるトロントの顔である、60以上あるとされるエスニックタウン。それぞれはっきりとした個性を出しながらも共存し、トロントという街全体を形成しています。エスニックタウン巡りをすれば、まるで歩いて世界旅行をしているかのような体験ができます。代表的なエリアとしてSpadina×Dundasの北米最大規模のチャイナタウン、Collage×Bathurst以西のリトルイタリー、Bloor×Bathurst以西のコリアンタウン、Danforth×Pape周辺のグリークタウン、Coxwell×Gerrardのインディアン・バザールなどがあります。
 
 
    Scotiabank Arena 約2万人収容可能な総合スポーツ・エンターテイメントアリーナ。NHLのToronto Maple Leafs、NBA のToronto Raptors、NLLのToronto Rockのホームアリーナであり、年間を通じて様々なスポーツイベントや、有名アーティストによるコンサートなども開催されます。施設の一角にMolson Breweryというビールの醸造所があり、出来立てのビールを試飲する事もできます。
 
 
 
    カサ・ロマ (Casa Loma) ナイアガラの滝の水力発電で財を成したカナダの資産家ヘンリー・ペレットが、ヨーロッパ中世の城に住むという夢を体現しようとして、1914年に建設した大邸宅。現在保存財団の手によって一般公開されており、二十数部屋に施された装飾や調度品の数々を、英語や日本語に対応した携帯音声ガイドを片手にして見学出来ます。
 
 
 
    CN Tower トロントのランドマークとして親しまれているCNタワーは、高さ553.33メートルで、完成時から2007年までの32年間世界一高い独立構造建築物としてギネスブックに登録されました。施設は4層に分かれ、 第2層に世界一高いカフェ、第3層に世界一高い高級レストラン、また360度回転する「360」というレストラン、最上層には世界一高い展望台スカイ・ポッドがあります。
 
 
 
    セント・ローレンス・マーケット (St. Lawrence Market) 1803年にオープンして以来、トロント市民の台所として親しまれている歴史あるマーケット。Front St を挟んで北館と南館に分かれ、北館には土曜日朝5:00から昼頃までファーマーズマーケットが立ち、青果・ソーセージやゲームミートなど肉製品・手作りのパイ・メープルシロップ・アクセサリーなどが並んでいます。
 
 日曜日にはフリーマーケットが開催されます。南館は火曜日から土曜日の常設で、一階は肉、魚、チーズなどを売る専門店がずらりと並んでおり、地下に並ぶ問屋さんでパスタや米の量り売りや、メープルシロップなどお土産を買うのもおすすめです。
 
 
  
 
                    
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                          |  | 博物館 / 美術館 |  |  |  
    オンタリオ美術館 (Art Gallery of Ontario) 1900年に”トロント美術館“として創立された北米で最も大きな美術館の1つ。
 
 イヌイットアートから、ピカソやゴッホなどヨーロッパ絵画やグループ・オブ・セブンを中心とするカナダ美術、現代アートなど、カナダの原始時代から現在に至るまでの美術品を幅広く収蔵しています。
 
 
 
    
      |  317 Dundas St West  416-979-6648  https://www.ago.net OPEN:    火・木10:30-17:00、水・金10:30-21:00、土日 10:30-17:30 ※月曜休館
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    ロイヤルオンタリオ博物館 (Royal Ontario Museum) ROMの愛称で親しまれている、所蔵品600万点を数えるコレクションを持つカナダ最大の博物館です。中国やヨーロッパから集められた陶磁器や美術品、カナダで発掘された恐竜の骨格の標本や古代エジプト美術などを展示しています。
 
 常設展だけでなく、シーズンに合わせた季節展も展開されておりますので、一度のみならず複数回訪問されてみてもよいかもしれません。
 
 
 
    
      |  100 Queen's Park Museum駅下車すぐ  416-586-8000  https://www.rom.on.ca OPEN:    年末年始以外はほぼ無休、10:00-17:30
 毎月第3木曜日の17:30-20:30 は入場無料です
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    バータ靴博物館 (The Bata Shoe Museum) 日系人の建築家Raymond Moriyamaが設計し、大手靴メーカーのバーターシューズのオーナーが収集した1万点以上ある靴の博物館。5,300年前の雪男の靴や、古代エジプトのパピルスの靴、エルビス・プレスリー、エルトン・ジョンの靴、先住民の履いたアザラシのブーツなど古今東西世界各地の珍しい靴が展示されています。
 
 
 
    ホッケーの殿堂 (Hockey Hall of Fame) 館内にはアイスホッケーの歴史を彩るスーパースターが身に着けていたアイテムやNHLの優勝カップであるスタンレーカップなどが展示してあり、モントリオール・カナディアンズのロッカールームを再現した部屋や試合の実況中継を体験することもできます。
 
 
 
    
      |  30 Yonge St BCE Place  416-360-7765  https://www.hhof.com OPEN: 
        月-金 10:00-17:00、土 9:30-18:00、日10:30-17:00
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                          |  | 宿泊 |  |  |  
  Kaisar Guest House ダウンタウンにあるホテル。オーナーのKaisarさんは日本語も話せ、奥さんは日本人なので最初の滞在には英語の心配も無くて安心です。
 
 
 
  Sweetheart B&B フレンドリーな日本人の方がオーナーの B&B。トロント大学正門前というダウンタウン中心地に位置しており、このロケーションにしてはリーズナブルな値段。ビクトリア様式の家を改装した建物は、やや古いが清潔に保たれています。
 
 
 
 
  
 
    
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          |  | レストラン / ショップ |  |  |  
    King's Noodle House チャイナタウン中心に位置し、一際目立つ黄色の看板。中国系以外の市民にも人気で、自慢の麺以外にも、チャーハンや点心も充実しています。中華麺は一杯 $5 から。
 
 
 
                    
                      |  296 Spadina Ave  416-598-1817 |  
  Bangkok Garden 伝統料理を大切にしながらも、トロント市民の口に合うよう創作されたモダンなタイ料理レストラン。新鮮なシーフードを使ったタイカレーの他、麺類も豊富。80本以上ある充実したワインも楽しめます。
 
 
 
  Cora's Breakfast and Lunch Toronto おいしい朝食とランチをトロントのダウンタウンで楽しめるお店。カナダらしい朝食が楽しめる店として知られています。
 
 
 
  Matignon Restaurant ブロア通りの南、セントニコラス通りの可愛らしいフレンチレストランマティニョン。小さいけれどフレンドリーで親しみ易い、フレンチを初めて楽しみたいならおすすめのレストランです。
 
 
 
   Mortons The Steakhouse アメリカ産高級牛肉をはじめとして、新鮮なシーフードや上質なワインセレクションと豊富なデザートの数々が楽しめる店。カウンターバー、少人数でくつろげるブース、プライベートなボードルームも利用出来ます。
    The Sultans Tent & Cafe Moroc ランタンの灯りに照らされたテントの中でエキゾチックなベリー・ダンスを見ながら、4 つのコース料理と自慢のワインリストからワインを楽しめる優雅なお店。カフェ・モロッコは自慢のフレンチーモロッコ風メニューから選ぶアラカルト料理と様々なカクテルが楽しめます。
  
 
                    
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                          |  | ツアー情報 |  |  |  
  Gray Line Tour 市内の見所をバスで巡回するツアー。バスはコースを絶えず巡回しており、チケットは2日間有効なので、じっくり回りたいのであれば途中下車して次のバスに乗る事が出来ます。ダウンタウンからナイアガラの滝を訪問する日帰り旅行も用意されています。
 
 
 
  ナイアガラツアー 
 
  Niagara Casino Tour 中国系旅行会社によるナイアガラカジノへ向かうツアー。ただ必ずしもカジノだけに行く必要は無く、ナイアガラ観光をする事も出来る。ただし、IDが必要であり、19 才以下は参加できず、また帰りのバスの時間も決められています。
 
 
 
  Niagara Tour ナイアガラの滝の他に、ワイナリー見学、ナイアガラオンザレイクという古都、花時計、そしてアウトレットなどにも立ち寄り、一日で効率良くナイアガラの見所を回る事ができます。 ナイアガラの滝だけでなくナイアガラ地方をまとめて楽しめるお薦めツアーです。
 
 
  
 
                          
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    Caribana Festival 北米最大規模のカリブフェスティバル。トロント在住のカリブ系移住者達を中心とした彩鮮やかな衣装を身にまとったダンサーが、オンタリオ湖岸に毎年100万人もの人々を惹きつけるトロント最大のフェスティバルの一つ。
 
 このイベントによる経済効果は一年あたり3億カナダドルとも言われています。
 
 
 
    Gay Pride Week カナダにおける、最大のレズビアン・ゲイパレード。世界第2位の規模で行われるパレードでもあります。一週間街全体が週末のパレードを盛り上げ、同姓愛の象徴である虹色で街が飾られます。
 
 もちろん彼らだけのお祭りではなく、多くの人がパレードのためにトロントに集まります。ルートは Church×Bloorから東へ進み、Yonge×BloorからYonge Stを南下、Young×Dundasを東へ進み、Church×Dundasが終点です。
 
 
 
    Toronto International Film Festival 1976年に始まった世界最大の国際映画祭。カンヌに比べてハリウッドから近い事もあり、トロントに世界中から映画とその監督、出演者が集まるのが特徴です。この期間にダウンタウンを歩けば、映画祭開場だけでなく街中でも会う事が出来るほど。日本の映画も公開され、日本人俳優を身近で見るチャンスもあります。
 
 
 
    Santa Claus Parade クリスマスシーズンの幕開けを告げる、カナダ国内最大規模かつ50年以上の歴史を持つ最も歴史が古いサンタクロースパレード。様々な団体によるカラフルな山車や、マーチングバンドがダウンタウンを練り歩き子供達を楽しませます。
 
 
  
 
                          
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                                  |  | お問い合わせ |  |  |  トロントについてのお問い合わせは、こちらのお問い合わせフォームより気軽にお願いいたします。
 
  
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