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 ケベック・シティは、カナダを代表する観光地です。北米唯一の城塞都市であり、街全体が世界遺産であり、フレンチカナダの社会と文化が融合した街として、カナダの観光で外せない街です。
街は、
現代的なパブリック・アートで彩られた石畳の通りで馬車に乗ったり、自由奔放で人懐っこい地元っ子であふれたカフェが並ぶ通りを散策したり、フレンチカナダ発祥の地である歴史的なロワイヤル広場で、夕暮れの薄明かりの中でのんびり過ごしたり、伝統的なフランス料理に舌鼓を打ったりと、カナダにいながらフランス文化を楽しむことが出来ます。
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見所 |
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 ケベック・シティは城塞都市として、旧市街は城壁に囲まれていて、雰囲気のある街並みを楽しめます。見所は城壁内のアッパータウンと、城壁とセントローレンス川沿に囲まれた旧市街、ローワータウン、そして新市街の3つのエリアに分かれます。
街の中心は十分徒歩で廻れ、1日で観光できますが、周辺の観光地を合わせると2-3日掛けてゆっくり旅する事をお勧めします。
 Centre Infotouriste de Québec
ケベックシティの観光案内所です。ケベックシティのランドマーク、シャトー・フロンテナックから広場を挟んで向かい側にあります。
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観光地 |
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アッパータウン
 La Citadelle de Québec - ラ・シタデル
カナダの歴史の中で欠かせない、ディアマン岬の上に立つ、英仏七年戦争の最後の舞台である 『ケベック要塞』 です。この城塞は1820年代に建築されたものですが、現在でも、カナダ軍王立第22連隊が駐屯する軍事施設です。観光施設としても、ガイドツアーで内部を見学することもできるほか、夏にはフランス語での衛兵交代を見ることが出来ます。
 Basilique-cathédrale Notre-Dame de Québec - ノートルダム大聖堂
1647年創設の、ケベック・シティを代表するカトリック教会です。建物の右側だけが尖塔という建物は、バロック様式の重厚な作りで文化遺産としても貴重な建物です。
ケベックのカトリックの聖地で、ケベックの大司教座所在地となります。新大陸で最初に建設された聖堂で、フランス統治時代の文化遺産も数多く保管されています。内部には聖母マリアとキリストの生涯を描いたステンドグラスがあり、とても印象的です。
 Fairmont Le Château Frontenac - シャトー・フロンテナック
1892年開業の、セントローレンス川の岸辺の高台そびえ立つ老舗のホテルで、ケベック・シティのランドマークとなっています。各国の要人も宿泊するという由緒あるホテルで、レンガに覆われた重厚な外観は街中から見ることができます。
またホテルの裏側にある公園は、「知事の庭園 Jardin du Gouverneur」と呼ばれています。
Place d'Armes - ダルム広場
シャトー・フロンテナックに面した、旧市街の中心に位置する公園です。中央には噴水があり、1608年にケベックに入植したシャンプランの銅像も建っています。
Terrasse Dufferin - テラス・デュフラン
シャトー・フロンテナックから始まる板敷きの歩道で、約700mのボードウォークは総督の散歩道へと繋がっています。ケベック・シティで最も風光明媚な場所で、セントローレンス川周辺や、シャトー・フロンテナック、遠くはオルレアン島を望むことができます。芝生にはいくつもの大砲が並んでいて、街を守っていた当時の様子がしのばれます。
ローワー・タウン
 Petit Champlain - プチ・シャンプラン通り
北米最古の商店街で、旧市街にあるケベック観光の中心となる通りで、歴史を感じる石畳の道が続いています。通り沿いにはブティックや工芸品店、レストランなどが並び、活気があります。
通りでは洋服や、アクセサリー、ガラス工芸、雑貨などが売られていたり、アーティストのギャラリーがあったり、またカフェやレストランも数多くあり、1日中滞在できる場所です。
 Porte Saint-Louis - サン・ルイ門
旧市街を囲む城壁にある門です。門をくぐるグランダレ通りを、カレーシュと呼ばれる観光用馬車が門を行き交う様子は、中世の街並みそのままです。
門があるグランダレ通りはパリのシャンゼリゼ通りにも例えられることがあり、両側にホテルやレストランが並んでいる、ケベック・シティの中心となる通りです。またサン・ルイ門の北側にはサン・ジャン門があり、旧市街のサン・ジャン通り（Rue Ste-Jean）に通じています。
Place Royale - ロワイヤル広場
ルイ14世の胸像が建つ小さな広場ですが、かつてアビタシオンが建てられ、ケベック入植の礎を築いた地であり、19世紀までケベックの商業の中心地であった由緒正しき場所です。広場の正面には勝利のノートルダム教会（Notre-Dame-des-Victoires）が建ち、博物館もあります。
Rue Saint Paul - ル・セントポール通り
ロワイヤル広場から旧港へ向かう途中にある繁華街です。通りには絵画のギャラリーが立ち並び又少し違う雰囲気があるお洒落な通りです。
Marche du Vieux Port
ケベック・シティ旧港にあるファーマーズマーケットです。VIA鉄道の通るケベック駅の近くでもあり、市場では地元の農家の野菜や魚など生産物から、ケベック産のワインなどを販売しています。
新市街
 L'Assemblée nationale du Québec - ケベック州議事堂
城壁の外側（西側）にある建物で、1886年建築のケベック州の州議事堂です。ネオ・フレンチ・ルネッサンス様式で建てられており、尖塔の高さは50mです。その美しさだけでなく、カナダの歴史を語る上で重要不可欠な建物です。
城壁との間にある細長い公園はエスプラナーデ公園（Parc de l'Esplanade）です。
Parc des Champs-de-Bataille - 戦場公園
セントローレンス川に面した起伏のある芝生の公園です。1759年に英仏軍の戦場となり、アブラハム平原の戦いで知られるアブラハムの平原（Plaines d'Abraham）がある場所です。現在は国立公園となっていて、公園内にはマーテロー塔やジャンヌ・ダルク庭園などもあります。
郊外
 Montmorency Falls
ケベック・シティから車で15分の場所にある、落差85mの滝です。滝に沿って、ケーブルカーが掛けられており、滝が流れ落ちる風景を間近に見ることができます。
秋の紅葉も有名で、季節になると多くの観光バスが立ち寄る名物スポットです。
 Sainte-Anne de Beaupre
ケベック・シティから車で45分程、サンタン・ド・ボープレ大聖堂はカトリック三大巡礼地として知られており、足の病気、怪我を直す奇跡の教会とも言われています。教会内部のステンドグラスや壁画の美しさは秀逸です。
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博物館 / 美術館 |
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 Musée de l'Amérique Française - 北米フランス博物館
ケベック州及びフランス文化の芸術や科学関連の事物を収めた博物館。元々は1663年に建設されたケベック神学校（Séminaire de Québec）の建物で、神学校はその後旧ラヴァル大学となりました。
ハーバード大学に先立つこと1年の、北米最古の大学です。
 Musée de la Civilisation - 文明博物館
1988年開館のケベック州立、文化人類学博物館です。ケベック州だけでなく世界中の都市や古代文明について、社会文化的な見地から様々な展示物を閲覧出来ます。
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宿泊 |
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 Hotel de Glace
世界的に有名な冬季のみオープンする氷のホテルです。内壁はもちろん椅子やテーブルまで氷でできている全44室の客室とスイートルームが用意されています。各部屋にはテーマがありますが、内装はいたってシンプル。氷で作ったグラスでカクテルを飲み、星空の下でホット・タブに入り、幻想的なイグルー・ホテルのベッドで眠ってみませんか。
また、豪華なロビーには氷の彫刻や柱、シャンデリアまでも氷で作られています。氷の教会では瞑想しながら癒しのひとときを過ごせます。
Hotel Clarendon
19世紀半ばから営業を開始した、シャトー・フロンテナックと並ぶケベックの老舗ホテル。現在の建物の原型は1927年に建てられている、ケベックの由緒ある老舗ホテルです。立地とサービスも最高です。
ユースホステル
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レストラン / ショップ |
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ケベック・シティのレストランのレベルの高さと言ったら、間違いなく北米一です。フレンチベースに洗練されたレストランが立ち並ぶ、食好きにはたまらない街です。また本場のフランス料理をリーズナブルに楽しめるのも魅力の一つです。
 Restaurant Initiale
ケベック・シティの人気フレンチレストラン。格式の高い店内と、洗練された料理を楽しめます。また地物と食材とワインに拘ったメニューも粋です。ランチメニューは比較的リーズナブルに楽しめます。
Aux Anciens Canadiens
1675年に建てられた民家を改装した老舗ケベック料理レストラン。オススメはケベック伝統のミートパイやミートボールの盛り合わせ、メープルシロップを使った鴨の蒸し煮など。デザートのキャロットケーキもお勧め。
Restaurant Legende
ケベックシティの、比較的新しい創作フレンチレストランです。隠れ家のような地元の食材にこだわった、フレンチベースのコース料理が比較的リーズナブルに楽しめます。
 Phil Smoked Meat
ケベック州の名物スモークミートの専門店。サンドイッチからピザやスパゲティまで、お腹の空き具合で様々なスモークミートを楽しめます。気軽にランチで楽しんでもよし、お酒と一緒にディナーでも楽しめる人気店です。
Cochon Dingue
ケベックシティでリーズナブルに食事が出来る店です。ベーカリー、デリ、カフェが一体となっていて、持ち帰りも出来ます。特に様々な種類のあるクロワッサンは絶品です。スープやサラダ、ケーキも楽しめます。食事にもくつろぐにもおすすめのお店です。
 Cochon Dingue
ケベックシティの大人気コーヒーショップ。サンドイッチとオムライス、そしてホットチョコラテも人気です。家族連れでもリーズナブルな料金で気軽に食事が楽しめます。市内に4店舗あります。
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イベント情報 |
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 Le Festival d'été de Québec - ケベック・シティ・サマー・フェスティバル
ケベック・シティで毎年7月中旬に開かれる夏の巨大フェスティバルです。街の規模をはるかに超えた巨大イベントのため、フェスティバルではケベック・シティの街の通りや公園までもが劇場と化し、町中に歌声が響きわたります。
特にライブステージでは、北米で今をときめく人気アーティストから、世界に名を轟かす往年のバンドまで、本当にびっくりする様なラインナップで、日本の巨大フェスにも引けをとらないほどです。ケベック・シティにこのイベントのために訪れるというのもおすすめなカナダの夏の巨大イベントです。
 Les Fêtes de la Nouvelle-Franc -
ヌーベル・フランス祭り
毎年8月上旬に開かれるアメリカ大陸に於けるフランス開拓時代を偲ぶイベントです。フランス系カナダ人（ケベコワ）にとって、この祭りは開拓時代に汗したご先祖様を尊ぶ彼らの誇り高い大きなイベントでもあります。
祭り期間中は、フランス開拓時代の衣装を着飾り、50体ほどのジャイアントと呼ばれる巨大な人形と共に街を練り歩き、祭りの期間はまるで中世ヨーロッパの時代にタイムスリップしたかのような、ヨーロッパとフランスの歴史を感じるイベントです。
 Carnaval de Québec - ウィンター・カーニバル
1894年より続く北米最大のウィンターフェスティバルです。毎年2月に17日間の日程で行われ、雪だるま「ボノム」をマスコットに、氷の彫刻展、カヌーやソリのレース、雪の女王コンテストが華やかに開催されます。
オープニングを飾る雪の彫刻は、世界中から50近いチームが参加して、「自由」をテーマに作品を発表します。さらに結氷したセントローレンス川で行われるカヌーレースや犬ぞりレース、イグルーと呼ばれるイヌイットの氷の家や氷の城、遊園地もあります。また、雪の女王が選ばれパレードが行われます。更にフレンチカナダのアートや地元フランス料理をたっぷり味える食のイベントでもあります。
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お問い合わせ |
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